「抵抗しないんだ?」 「遥斗の……意地悪」 唇を離した遥斗は、あたしの体をギュッと抱きしめて、片手で頭をポンッと叩いた。 「意地悪されて喜んでるドMは誰?」 唐突に耳元でそう囁いた遥斗。 低いその声にドキッと胸が震える。 「……ど、ドM!?」 な、なんてことを言うのよ!? 「照れなくてもいいって」 「別に照れてないもん!!」 「そっか。でも、俺達ドSとドMだし相性バツグンだね」 遥斗の言葉に頭がクラクラする。