「……あれ…?」 目をこすり、もう一度さっき見ていた所を見る。 「いない…」 気のせいだったのかな? 「何がいないのよ」 興奮状態がおさまらない清ちゃんは抱きつきながら聞いてきた。 「んーと、なんでもないよ…。あはは…」 「そう?それならいいんだけど」 偶然かな?運命かな?それとも奇跡だったのかな? 私はこのあとおこる出来事に予想もしてなかったんだ。