「えー、これより一年間仲良くするクラスメイトだ。
まずは、名前と顔を覚えてもらいたいからな。
自己紹介してもらうかな」
うわ…。自己紹介か。
噛まずに言えるかな?
そんな不安を胸に自分の順番が来るのを待っていると
「来栖!次はお前だぞ」
先生が廊下側の後ろの方を見ながら言った。
先生が言った方を見ると、ミルクティー色のふわふわした髪がピクリと揺れた。
そう思ってるうちに、彼は少しだけ顔を上げ
「…来栖日向」
それだけ言って、また机に伏せてしまった。
先生は、全く。と言いながら次の人を指していった。

