「あ、えっと、その…」 「用がないなら止めないでくれる?」 「あっ…」 謝ろうと声を出そうとしても、喉につっかえてなかなか出てこない。 「はぁ…。無駄な時間つかった」 「ちょっ!あんたね!!」 彼の冷たい瞳が私を捉える。 「あんたもあんただよ。 人にぶつかっといて謝んないとか非常識なの?高校生になったからって浮かれないでほしい」 もう一度、はぁ。と深いため息をついてそのままどこかに行ってしまった。