5分もすれば門が見えた。 と、その時後ろから大きな声が聞こえた。 「晴太ーーーーー!!」 「今日はぇーーなーー!」 男の子2人くらいが走ってきた。 「おーっす、今日もだろーー。」 あははーっと笑いあう彼ら。 彼の名前は“晴太”というのか。 「んじゃあ、ここで。 次は気をつけろよーーー!じゃあな!」 笑顔で手を振る彼に私も笑顔で手を振った。