そこまで言うと、悠雅はベッドの脇にあるランプ台から何かを取って私に見せる 「鍵?」 「長谷からもらった。アイツも屋上なかったら息苦しいみたいでさ、これで」 悠雅は煙草を持つ手を真似する 「ああ」 「これでいつでも来い。沢山逢おうぜ。メールも電話もいっぱいする。…我慢できるか?」 私はうんと頷いて悠雅の胸にくっつく これから私の身内が見つかるまで、悠雅とはお芝居する 仕返し作戦の開始!