…今日一ノ瀬君の告白現場を見た。
一ノ瀬君が告白したんじゃないよ?
逆だよっ?


…っと告白されるのは当たり前か…だって一ノ瀬はかっこいいもん…。

相手の女の子は小動物みたいにふわふわしてる感じ。
顔も可愛いし、頬何てピンクに染まって上目遣い?をしている。

上目遣い何て良く分かんないけど。

それに…彼女には魂…があるし。
…って当たり前か。
一ノ瀬君や彼女は人間何だから。

・・・
二人とも…いや、皆は私には無い物を持ってるもの。

…瞬君は何て答えるんだろう。
耳を済まして瞬君の返事を聞く。

「ごめん。俺好きな奴居る。」

一ノ瀬君はそう言った。
彼女は聞いてくれてありがとう。
そう言って走り去った。

走り際に頬にキラッと光る涙が見えた気がした。