王子と姫の裏事情。

「ちょっと!」


カラオケから出ると隣の公園まで来た。




「いい加減腕離してよ。」


「あー、わりぃ」



ほんとに悪いと思ってんの?

悪びれもなく謝る工藤翔。



「お前どーせ、俺に聞きたいことあんだろ?

さっきから俺のほうばっか見て。」



「なっ…!//べ、別に見てないし!」



図星過ぎて噛んでしまった。



「へー、そう。」




イラッ、イライラッ!


1回落ち着こう。






「聞きたいことは…「"どうしてあたしの前の苗字知ってるの?"だろ?」








「うん…。」