私今… 桐野くんに… 抱きしめられている!? 嘘でしょ!? 何でいきなり? しかも桐野くん、離す気配がないし!! 「き、桐野くん…?」 「…ごめん!いきなり!!」 離した桐野くんの顔は、まるで熟したトマトだ。 「俺まで嬉しくなってさ…。 それで…つい……」 桐野くん、もしかしてウブ? 女の子に慣れているのなら、こんな反応しないよね? 「桐野くん」 「な、何?」 「女好きじゃないね?」 ブッと桐野くんは吹き出した。