告白前の失恋【完結】


弘は自分の席に戻ると、前の席の男子と喋り出した。
努も前を向き、友達と話し出す。


私は一人、頬杖をついて窓の外を見つめた。



その時、携帯が震える。



確認すると、それは弘からだった。


思わず、私とは反対側にいる弘を見る。
弘も私を見ていて、アイコンタクトをして来た。


首を傾げながら、それに目を通す。



【勝手にごめんな。】



ただ、それだけ。

私は何度も心の中で、首を振った。