「うん、結局彼に彼女が出来たの。」
「おおおおっそれがママなんだね?」
「ぶぶーっ。違いまーす。」
え?
「えええええ?!」
「相手は彼と同い年の同じクラスの女の子。細いし、かわいいし、彼もモテる人だったから、お似合いなわけ。
もーね、自分にはないものばかり持ってるその子を彼が選んだから、
それを知ったママは学校で泣き崩れたのよ。」
「はっ?!
さいてー。なにその人!
ママ頑張ったじゃない!」
「友達もね、そう言ってくれて、中にはそんな奴早く忘れろって言ってきた子もいたわ。
でもね、無理だったの。
だってママ、彼のこと大好きなんだもん。」
ママ…
「だから、まだ好きでいることにしたの。無理に忘れることなんてないじゃない?」
「ママは、強いんだね。」

