「部活の悩みとかあったらなんでも聞くから。美咲に話しにくいこともあるだろ?」



「ありがとうございます!」



そのあと少し部活の話をして教室に戻った



「真子どこいってたんだよ。」



航平が私の席に座っていた



「慎太郎先輩に活動表の書き方教えてもらってた。」



「へぇ。慎さんの事名前で呼んでたっけ?」



「佐々木先輩って2人いるから…」



「そっか。」



航平はそういって机に頭を伏せた



「そこ私の席なんだけど…」



「うるせぇ。」



まだ昼休みの時間はあるし、仕方なく航平の席に座った



「航平また勉強教えてー」



「いいけど。ハーゲンダッツな。」



「うう…まぁ仕方ない…」



いつもハーゲンダッツでテスト勉強を教えてもらってる



航平は地味に頭がいい



「部活も明日でしばらくないんだね…」



「そうだな。」



「夏休みなにしよー。今年はどこ行く?」



「真子が行きたいとこでいい。」



去年は皆で川にいってバーベキューしたっけ…



「じゃあ海いってお泊りしようよ。」



「んじゃ、太一の別荘かりようぜ。」



太一はお金持ちで別荘を何個ももってる