絢乃は、いつ入れるかわからないからと、シャワーを浴びている。



そんな中俺は朝飯を作る。


もしかしたら、これが最後のご飯に…………暗いことなんか考えるのはよそう。


ガチャッ


絢乃がシャワーを浴び終え、出て来た。


「おぉ朝ご飯!!。」


絢乃が目を輝かせる。


「さぁ食べようぜ。」


二人で朝ご飯を、食べる。



「……………………。」



「……………………。」



二人して、無言で朝飯を食べる。



なんなんだよ。


「お兄ちゃん、頑張ろうね!!。」


絢乃が下を向きながら言う。

目には、涙が滲んでいるように見えた。


「当たり前だろ、大丈夫俺達は死なない。」



「うん!!。」


絢乃は笑顔になる。





現在8時30。
あと1時間後……………。