『こんにちは、国民の皆さん、私は内閣総理大臣の東海 秀次(ヒガシウミ ヒデツグ)です。
番組の途中ですが、全国ネットでこの放送流させてもらいます。

この放送は国民皆さんに関係があります。


今日強盗事件を起こした、崎野亮介ですが。
この少年に賞金を懸けようと思います。

そして崎野亮介が率いる、少年暴力集団"Lasts"のその他メンバー9人にも賞金を懸けます。

メンバー一人の首200万円の賞金を払います。』












「はっ!?。」


俺は今何を言っているのかさっぱり分からなかった。


つまり崎野亮介とか言うのに賞金をかけて、殺させようと!?。



「狂ってる。」
俺は心の底からそう思い呟いた。












でもこっからだった。
運命の歯車が噛み合い初めたのは。