君という存在


「いらっしゃいませ」

キラキラ笑顔で女の店員さんが
席を案内してくれる。

「お決まりになりましたらそちらの
ボタンを押してください」

「はーい」

「陽菜、何食う?」

「うーん。迷うなぁ。
このパスタにしよーかな??」

「じゃあ、俺はこっちのパスタ」

「ボタン押していい?」

「おう」

ピンポーン

「ご注文お決まりでしょうか?」

「これとこれ、」

あ、海斐言ってくれた。

「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」

「ねぇねぇ、海斐ー」

「ん?」

「これ食べたらどこいく?」

「あぁ、この辺なんもねーな」

「そーだねぇ…」

「………来る?」

「へ?」

「……俺んち来る?」

「えー!いーの!?」

「え!?あぁ、親いねーし」