君という存在


「さぁーて、私も帰ろっと。」

一人でつぶやくと
今日のドアが開いた。


「陽菜…」

「海斐?どうしたの?」

「待ってた…さっき教室覗いたんだけど悠と楽しそうに話してたから」

楽しそうって……まるで…
私が悠くん好きみたいになってる……

「いや、別に…そういうんじゃ…なくて……」

ガタっ

バンッ

///

海斐が私の背を壁に押し顔の横に
手をおく……

逃げ場がない私。

こないだ空くんにやられた。
でもあの怖さは全くないんだけど

海斐にすっごい見られて恥ずかしい

「あ、あの……?海斐…?」

「好きなの?…あいつのこと」

「へ?あ…いつ?」

「悠のこと。最近ずっと一緒にいるじゃん?」

「ち、ちがう!それは…」

「日曜日も…一緒にいたんだって?
友達からきいたけど。」

「それは、買い物に付き合っただけで…」

どうしよう……勘違いしてる。