君という存在


「そうか、よし頼んだぞ。」

「はい。」

「お前らは教室に戻れー!」

先生が他の生徒に声をかけ、
みんなは、教室にもどっていった。

先生も階段を登り

ここには私と海斐だけが残る。

「ほら、乗れ」

「……え?」

「足…怪我してんだろ?早く乗れ」

海斐は、しゃがんで私をおんぶしようとする。

「だ、ダメだよ……自分で…
歩いていくよ…?」

「はぁ、いーから……まともに立てないんだろ?」

「で、でも……私重いし…」


ガバッ

「ひゃあっ!」

海斐は私をお姫様だっこして
持ち上げる。