「らっ……らみ!!?」

反応があった。

私は、ポケットから携帯を取り出して最近のメールを見せた。

「コレ……あんた!?」

ぐいぐい霜田君に近づけた。


「おっ……俺だ…!!」


相手の霜田君は、びっくりしてる

勿論私も

こんな所でメル友と会うなんて……


"奇跡"になるんじゃないかな??

"運命"にもなる??

だけど運命じゃ運命の人になっちゃうから……

奇跡になるんだよね??


「まじありえね〜!!こんな所で会うなんて俺びっくりだわ!!」

霜田君は、びっくりしながらケタケタ笑った。

「これじゃあ"メル友"じゃなくて"友達"だな♪」


"友達"―――……

嬉しい言葉だった。

私と悠は、友達になった。

「お前名前は??」
「麻里……」
「苗字は??」
「調べれば??」
「教えてよっ♪」
「必要無いでしょ?」

これから20分も私と悠の話しは、続いた。