デスゲーム



「萌ーー?朝よー?起きなさーい!!」

いつも通り朝はお母さんの大きな声で目覚める。

「はーーーい!!起きてるぅーーー!!!」

……はぁ、もう朝か 。

行きたくない気持ちを抑えて家族に心配かけないように明るく振る舞う。

「おはようー!」

「おはようじゃないわよ、今何時だと思ってるの?学校遅刻するわよ」

「げげっ、ほんとだ!もうこんな時間!遅れちゃう!」

…あれ?この会話前にもしなかったっけ?

「こらこら、萌。朝ご飯はきちんと食べなさい。今日1日の元気が出ないぞ」

「はーい」

ほら、やっぱり!

今日の朝ご飯はトーストに目玉焼きというシンプルな定番料理でお父さんは珈琲片手に難しい顔して新聞読んでる。

ごくごく普通の一般家庭の風景だ。

でもこれ、何日か前にも体験した覚えがある!

「お母さん、今何日?」

「何言ってんの?全くもう。1日に決まってるじゃない」

「え!?」

私の記憶が正しければ今日は5日のはずだ。

「そういえば、この朝ご飯前にも食べたよね」

「萌、さっきからおかしいわよ?前にもっていつよ。食べてません」

「え?で、でも、4日前に……」

「……はぁ、4日前は魚を食べたでしょ?もう忘れたの?」

「そ、そうだったっけ…」

「それよりいいの?もう8:30過ぎたけど…」

「あ、やばい!」