「…ウッ…ヒック…」
「………」
「信じてたのに…裏切られたのは私だった…」
「やはりそうでしたか」
「許さない…絶対に許さない…」
「復讐…します?」
「え?」
驚いて『デスイーター』を見ると、いつもの微笑を崩さずに私を見ていた。
「どうやってですか?」
「わたくしがお手伝いさせていただきます」
「『デスイーター』さんが?」
「『デスイーター』で構いませんよ」
『デスイーター』はグラスを拭く手を止め、耳を疑うような言葉を言った。
「過去に戻って復讐すればいいのです」
「過去に…戻って…?」
「はい」
そんな平然とした顔で言われてもにわかには信じがたい。
…なに言ってんの?この人。
「頭は大丈夫ですよ」
………………。
「どうゆうことですか?」
「そのままの意味です。過去に戻り、あなたがしたいことを親友にしてみればいかかでしょう?あなたがされたように」
「……正気で言ってます?」
「もちろん」
…………もし、ほんとにできたら………。
千歳と仲直りしたいな。
もう一度やり直したい。
そんなことをいまだに思ってしまう私は相当のバカなんだろう。
でも…、信じたい。
少しは私のことを好きな気持ちが残っていると。


