たくさん遠回りした。 不器用で、もどかしくて、 素直になれなくて。 だけどそんな道のりも、無駄じゃなかった気がする。 色んな彼の姿を思い出す。 きっと雪の中、 時計台の下で自分を待ってくれていた彼を 見た時から、ずっと彼に惹かれていた。 これからは、ずっと近くにいたい。 どんな時も、彼と一緒にいたい。 彼が好きだと言ってくれるなら、 大嫌いだった自分も、 好きになっていけそうだと思うから。