響紀「分かったから泣くな…」



響紀は私の涙を拭いながら言った。



響紀「じゃあ、明日の昼に仕事終わるから一緒に帰ろっか。」



莉音「…うんっ」



響紀も微笑んで私の頭を撫でてくれた。



響紀「じゃあ、また後で来るな。」



響紀がドアに手をかけたころに…



莉音「響紀…ありがとう…」



私は、かなり小さな声で言ったはずなのに



響紀「ははっ。どういたしまして。」



響紀には聞こえてたみたいです…