しばらくして莉音の部屋に様子を見にいくと…



床に座り込んでる莉音。



響紀「莉音。どうした。」



莉音「…んっ…」



俺は莉音の元へ行って莉音の頬に手を触れた。



響紀「…つめたっ…」



莉音の肌は冷え切っていた。



響紀「なんでこんな冷たいの。寝てなかった?」



莉音「ちがっ…た…てないっ…」



響紀「ん?立てない?」



莉音「響紀…行っちゃった後…力が…入んなくてっ…」



響紀「え?じゃあ俺が出て行った後ずっとここに座り込んでたの?」



莉音「ん。」



俺は時計を見た。



さっき出て行ったときが3時…



今が5時半…



てことは、莉音は2時間半も座り込んでいたことになる。