響紀は私の元へ来て背中をさすって落ち着かせようとした。



莉音「ケホケホッケホケホッ…くるしっ…」



響紀「大丈夫だよ。深呼吸しようね。」



もう苦しくて苦しくて…響紀の白衣を握って耐えていた…



響紀「苦しいね…吸入しよっか?」



響紀は白衣のポケットから吸入を出した。



莉音「ケホケホッ…やっ…」



私は吸入が嫌いだ…



吸うのも苦しいし…



響紀「頑張ろう?」



莉音「…やぁっ…ケホケホッ…」



響紀「苦しいでしょ?」



莉音「いっ…やっ…ケホケホッ…」



ここで私の意識が無くなった。