「ほんとマイペースでのんびり屋だなぁ、柳は……」
ストーブの前に両手の平を向け、ぬくぬくと温まっている柳に苦笑する爽やかイケメン、もとい相模くん。
再びあたしに向き直ると、言われた通りメンバーの紹介を始める。
「僕らは全員一年で、“ユアフール”っていうバンドを組んでるんだ。
ボーカルはチャラい涼平で、ギターが柳、ベースが僕。あとは、あそこで黙々とセッティングしてるドラムの三郎」
相模くんに指差された方を見やると、ギロッとこちらを睨むガラの悪い男子と目が合った。
こ、怖っ!
坊主頭で、耳にはたくさんのピアスをつけた強面の彼に、あたしはサッと青ざめる。
怯えるあたしに、相模くんはおかしそうに笑った。
「あはは、ごめん。無口で目つき悪いだけで、性格はいいヤツだから。でもサブローって呼ぶとなぜか怒るから、サブって呼んであげて?」
「は、はぁ……」
まだストーブの前で縮こまる柳が、顔だけこっちに向けて「サブちゃんでもいーぜー」と言う。
よ、呼べそうにない……!
ストーブの前に両手の平を向け、ぬくぬくと温まっている柳に苦笑する爽やかイケメン、もとい相模くん。
再びあたしに向き直ると、言われた通りメンバーの紹介を始める。
「僕らは全員一年で、“ユアフール”っていうバンドを組んでるんだ。
ボーカルはチャラい涼平で、ギターが柳、ベースが僕。あとは、あそこで黙々とセッティングしてるドラムの三郎」
相模くんに指差された方を見やると、ギロッとこちらを睨むガラの悪い男子と目が合った。
こ、怖っ!
坊主頭で、耳にはたくさんのピアスをつけた強面の彼に、あたしはサッと青ざめる。
怯えるあたしに、相模くんはおかしそうに笑った。
「あはは、ごめん。無口で目つき悪いだけで、性格はいいヤツだから。でもサブローって呼ぶとなぜか怒るから、サブって呼んであげて?」
「は、はぁ……」
まだストーブの前で縮こまる柳が、顔だけこっちに向けて「サブちゃんでもいーぜー」と言う。
よ、呼べそうにない……!



