お嬢様のお相手は?





はぁ…


もう朝から疲れるなぁ


私は、心身を休ませるため2階の図書部屋にいった。




どーせ焦ってるところ見るの面白いからっ



とかおもってたんだろ。あのドS執事は!




「はぁ」



私は、深い溜息をつきながら図書部屋の扉をあけた。



ガチャ



ここはいつも心休ませるときにくる。




本は最高だ。


本の中には見たことのない世界が広がっていておもしろい。




「あ〜やっば落ち着くわぁ」




そんな事をつぶやきながら私は一番奥の本棚のほうに歩いた。


あの本棚の角は日差しが心地いいほどに差し込み、心が安らぐ。


小さい頃からの愛着のある場所だ。