「おはよう、日々野さん…!!」 「おはようございます、堺君。」 「あ、妃菜ちゃんおはよー。」 「おはようございます、菜摘さん。」 誰にでも好かれ、誰にでも平等に接する彼女。 挨拶も平等に返す。 「おはよう、妃菜ちゃん!!今日も可愛…」 「うるさい、うざい。」 そんな彼女は俺にだけ毒舌。 なにか話しかけても無視。 それが俺、原 弘貴の日常。