珠羽side

ゲーセンに行く途中から凄い声掛けられてる。(6人が!)

やれやれ。みんな美形だからね。
モテモテだね!

「離せよっ!」

「朱鷺く…。朱鷺さん!行こう!」

あぶなーい。朱鷺君って言いかけた。

「ねぇ君」

誰かまた声かけられてる

「ねぇ聞こえてる?君に話しかけてるんだよ?」

え!?うち!?

「ウチですか?」

「そうそう!」

「あー。はい。で、なんですか?」

「喋ろうよ!」

「用事があるんでごめんなさい。」

「他の子たち全員捕まったよ?」

「は?ざけんなよ。喜志く…さん達がお前らなんかに捕まるわけ無いじゃん!」

「君もすぐ捕まるけどね?ちょっと眠ってもらうよ!」

ヒュン

バシッ

「そう簡単に眠るとでも思った?」

ギリギリギリ

「テメェ!何しやがる!」

「それゎこっちのセリフ。」

「んだと!この野郎!」

「言っとくけど。テメェの仲間全員やられてるだろうね。あの中に男の子いるから。」

「あ?ざけたこと言ってんじゃ…」

「ねーよ。ニコ」

ドスッ

バタッ

「弱っ。」

あ。やり過ぎた。
爪に血がついてる。
爪たてすぎた。

「さーて。助けに行きますか。」