だいすき-届くことのない想い-


それを聞いて

すごい恥ずかしかった

「もう大丈夫のようなら帰ってもいいわよ」

先生にそう言われて

わたしは帰ることにした

保健室を出て

自転車小屋に行くと

また

キミが待っていてくれた

キミは

わたしに気付いて

駆け寄ってきた

「大丈夫だったか?」

不安そうなキミに

わたしは笑顔で

「大丈夫だよ! それより運んでくれてありがとね? 重かったでしょー笑」

ってゆった

それから2人で

話をしながら帰った

この思い出は

わたしの大切な宝物だよ