「あっれぇーこの子、蓮の彼女?」 


か…か……彼女? 

あたしの目は思わずビックリして大きくなった。 


「想像にまかせる」


えっ?ってか、蓮は何言ってるの? 
なんで否定しないの? 


「あっ、ちが…」

「でもさぁーすっごい美人じゃーん」 


違うって言おうとしたのに、あたしの言葉は一気に蓮の友達に遮られる。 

何故かその人はあたしの顔をジロジロと見てくる… 

み、見すぎだから。 


「あんま見んなよ、もったいないから」 


もっ、もったいない? 

えー意味わかんないよ。 


「ふーん。だけど美人だよなぁー亜美よりすっげぇ美人じゃん」 


亜美?誰だろう…