「着いたぞ」 話をしていたら、いつの間にかあたしの家に着いていた。 「送ってくれてありがとう」 「いえいえ」 「じゃあね」 あたしは山ちゃんに別れを告げるとすぐさま自分の部屋に行きベッドに倒れ込んだ。 「はぁ…」 深いため息がでる。 今まで山ちゃんと頼るとか頼らないとか、そう言う話した事なかったからなぁ。なんて言うか、そう言う話をしないからこそ、余計に疲れる。 でも、あまり心配かけないようにしないといけない。