「何処ってグラウンド…ほら、あそこにいるじゃん」 俊は指をさしてあたしに言っているけど、あたしは焦っているせいで蓮を探す事はできなかった。 「呼んで来て…早く蓮を連れて来て!」 俊は何かを感じたのか“わかった”と言って呼びに行った。 あたしはコンクリートの石段に腰を下ろした。 数分後、前から蓮がやってきた。 俊は気をつかって、こっちには来なくサッカーを夢中でしている。