あれから2ヶ月が過ぎて12月。 

さすがに凄く寒くなってきた頃。 


「優花?」 

「ん?亜美どーしたの?」 

「今日、今からあいてる?」 

「うん大丈夫だよ」 

「じゃあさケーキでも食べに行こうよ」 

「うん行く行く」 


あたしと亜美は教室を出たら扉の横に俊が立っていた。 


「今日、俺らサッカーしに行くけど来る?」 

「あー今日はパス」 


髪の毛を触りながら言う亜美。 

亜美って急に色っぽくなるんだよね…。 


「えっ…お前らどっか行くの?」 


後ろからボールを蹴ながら蓮がきた。 


「うん。ケーキ食べにね」


あたしはニコニコしながら蓮と俊をみた。