「えぇぇぇぇー山ちゃん蓮の事、知ってるの?」 


思わず凄い声を出してしまった。 


「お前大声出せるんだ」


フッと笑う山ちゃん。 


「えぇっ。えっ、なっ…なんで…」

「お前焦りすぎ」 


あっ、ついビックリして言葉がめちゃくちゃだ…。 


「えっ、じゃあ山ちゃんが蓮にあたしの番号教えたの?」 

「はっ?お前、蓮から聞いてねーのかよ」 

「聞いてないよ」 

「お前あれから何ヵ月経ってんだよ」 


4ヶ月は経ってるのかなぁ…? 

そんな事すっかり忘れてたし…