魔法使いの三枝くん。



「わ、私は…………っ

三枝くんが好きなの…………っ!」


その瞬間、涙が出てきた。

でも、必死で三枝くんを見つめる。


『………魔法使えるのも、嫌だと思ってたけど

こんな嬉しいこともあるんだな……』


その言葉と同時に私はまばたきをした。


いつもとは違う、嬉しそうに笑う三枝くんが

いつもよりもっと、かっこよく見えた。


『……俺も、橋名ちゃんのこと好きだよ』


少し照れたように笑う、三枝くんにまた

ドキッとしてしまった。