それから二人で一緒に勉強して
「そろそろ終わるか」
あっちゃんがそう言った頃は、もう夜中の2時を回っていた。
「ありがとね、あっちゃん」
「いや、別にいいよ」
……寂しいな
だって、こんなに長時間二人でいたのなんて久しぶりだし。
勉強してる時は、あっちゃん優しかったし。
「あ、あっちゃん!」
「んー?」
勉強道具を片付けていたあっちゃんの目がコチラに向く。
言うのよ、芽依!
『明日も一緒に』
たった一言!
頑張れ、芽依!
「明日も一緒に勉強する?」
「……へ?」
思わず、間抜けな声が出てしまう。
だって、まさかあっちゃんから言ってもらえるなんて……!!
「する!するする!」
そう言って、あっちゃんの腕にしがみつくとあっちゃんは意地悪に笑った。
「ぷっ。子犬みてぇ」
こ、子犬?
「じゃ、明日も一緒に頑張りましょうか。メイちゃん」
あっちゃんは頭をポンポンってすると、意地悪な笑顔のままで部屋を出て行った。
その瞬間、身体中の力が抜けてへなってその場に座り込む。
……幸せすぎる
明日も、あっちゃんと一緒にいられるなんて
明日も頑張ろう!
私は幸せな気分で、眠りに就いた……
*

