カチカチカチと時計の音だけが響く。
ガチャッ――
「ただいま」
悠樹が帰ってきた。
「おかえり」
「返事してきた…」
「そ、そう…それでどうだったの?」
胸が痛くて苦しい。
ズキズキする。
聞きたくない。悠樹が幸せならって思ってたけど、やっぱり僕は悠樹が好きだから…。
「…断った」
え?断った…って
僕は少しホッとした。
「断ったって、なんで…?」
「俺にだって好きな人いるから」
悠樹に好きな人?
「悠樹って好きな人いたんだね。誰?僕も知ってる人?」
「……」
「悠樹?」
「……―ーが好き…」
「え…?」
ガチャッ――
「ただいま」
悠樹が帰ってきた。
「おかえり」
「返事してきた…」
「そ、そう…それでどうだったの?」
胸が痛くて苦しい。
ズキズキする。
聞きたくない。悠樹が幸せならって思ってたけど、やっぱり僕は悠樹が好きだから…。
「…断った」
え?断った…って
僕は少しホッとした。
「断ったって、なんで…?」
「俺にだって好きな人いるから」
悠樹に好きな人?
「悠樹って好きな人いたんだね。誰?僕も知ってる人?」
「……」
「悠樹?」
「……―ーが好き…」
「え…?」


