「…きて、七??」




「ん…」




あれ…朝…。




「ほら起きて??みんな支度してるよ??」




「明日、奈…??」



「今日は四人でカラオケって、昨日…」




「あーっ」




そうだった。





今日はカラオケ行くって約束してたんだった!!




「準備しよっか」




「うんっ」




ますますテンションが上がってきた私。




登端??




休みの日は、どこで何をしていますか??




登端の事だから、きっといつもと同じ、家でゴロゴロしてるんだろうな。




私はいつだって登端だったよ??




それは今もなんだけど。




いつも登端の事、ずっと想っています。




登端は私の事、考えてくれていますか??




そして、あの言葉…私は今でも覚えています。




新鮮に。




『なあ。…結婚しよ??』




君がくれた一番の嬉しさだったよ。




「あれ…なんか今日…とてもいい夢をみたような…」




気のせいだったかな。




「「七ー??」」




玄関から麗ちゃんと明日奈の声が聞こえる。




「あっ、はあーいっ」




まあいっか。