その後半田君に全部聞いた。
美咲さんの誕生日、2月13日。
その日は大雨だった。
美咲さんは登端に会いに行こうとしたがその途中で半田君に会った。
その日、半田君は美咲さんに自分の気持ちを伝えた。
だけど美咲さんの答えは
ごめん…登君のことが好きなの
だった。
半田君は少し強引になっちゃって、
美咲さんが飛び出したところ、
半田君の目の前で、命を落としたそうだ
病院にもついて行けずただ電話の知らせを待つだけだったと。
だけどその電話は決していい知らせではなかった。
お葬式にも出してもらえかったそうだ。
半田君はショックでたくさん泣いたらしいけど、
登端はいっさい涙を流さなかった。
それからだった。
半田君と登端が口をきかなくなったのは
そして今に至るらしい。
私、どうしたらいいか、
ますます分かんなくなってきちゃった…
そりゃあ誰にだって辛い過去はあるよ。
でも、
なんで言ってくれなかったの、登端…
私じゃ頼りない??
彼女だって、本当は思ってくれてない??
…そんな風に思われてる私は一体…
登端のなんなんだろう…
美咲さんの誕生日、2月13日。
その日は大雨だった。
美咲さんは登端に会いに行こうとしたがその途中で半田君に会った。
その日、半田君は美咲さんに自分の気持ちを伝えた。
だけど美咲さんの答えは
ごめん…登君のことが好きなの
だった。
半田君は少し強引になっちゃって、
美咲さんが飛び出したところ、
半田君の目の前で、命を落としたそうだ
病院にもついて行けずただ電話の知らせを待つだけだったと。
だけどその電話は決していい知らせではなかった。
お葬式にも出してもらえかったそうだ。
半田君はショックでたくさん泣いたらしいけど、
登端はいっさい涙を流さなかった。
それからだった。
半田君と登端が口をきかなくなったのは
そして今に至るらしい。
私、どうしたらいいか、
ますます分かんなくなってきちゃった…
そりゃあ誰にだって辛い過去はあるよ。
でも、
なんで言ってくれなかったの、登端…
私じゃ頼りない??
彼女だって、本当は思ってくれてない??
…そんな風に思われてる私は一体…
登端のなんなんだろう…

