少し離れたところから半田君を見る。
半田君、本当サッカーうまいなって思った。
すると半田君はある物を出してきた。
それは紛れもなく私が見たことあるもの
「あーっ!!」
周囲が私の声に注目する。
あ、ごめんなさい…。
私はみんなに軽く頭を下げた。
そう、半田君が出してきたものはあの、ノートだった。
もしかしてあれって、サッカーの事だったの??
そんなにも、サッカー好きなんだ。
だったら見せてくれたっていいじゃんか、こそこそ隠さなくたって。
なんか、意外な一面を知ってしまったな
ー。
そして放課後。
「帰んぞー」
「あっ、はい」
今は七時十五分。
部活動って帰り、大体こんな感じなんだ
真っ暗だなー
「ねぇ君」
「…え??」
話しかけてきたのはサッカー部の先輩だった。
「サッカー部のマネージャーやらない??」
と。
「え、え??私…ですか??」
「うん、君なら可愛いし、マネージャー似合ってると…」
って先輩が言おうとした途中、
「先輩。こいつ口説くの止めてもらえませんか」
と、苦笑いして言う半田君。
こ、怖いぞ。
「あっ、この子、もしや哲平の子だった??」
「違いますよ、こいつは俺の友達の彼女です」
半田君はそう先輩に言う。
先輩は
「なーんだ、残念」
そう言って帰って行った。
帰り道。
ふと前に登端が言っていたことを疑問に思った。
それは、
『は??誰それ』
『え??半田君だよ、私の席の隣の』
『…あー、あのサッカーばかか』
って、前に言ってた。
勿論、知ってるはず。
だって隣だもん、
知らないわけが無い。
「ねぇ半田君」
「ぁあ??」
「半田君ってよく登端の話するけど…そんなに仲いいの??」
「あ??なんだよいきなり」
「えっ、いや…登端は半田君の話したらすぐ不機嫌になったりするの。なんでかなって。まあ半田君に言ってもあれだよね、ごめんねっ」
そう私は半田君に言ったんだけど…
「そう。…まだ引きずってんのかな、あいつの事…」
「え??」
「あ、いや。なにもな…」
「言って??…お願い…」
私、登端の事、知らなすぎるよ。
少しは知りたい。
「…分かったよ…」
「ありが、と…」
「いや…、ってか何から話したらいいんだろ…えっと、登が俺を避けてるのは事実」
「なんで…??」
「中1の時、登と俺は有名だったんだ。学園一人気者ってね、だから俺たちはそのきっかけで仲良くなった」
「そうだったんだ…」
やっぱりこの人達って…
モテるんだ…。
「登と、侑月と俺はいつも三人でいたんだ。登と侑月はバスケ部に入り、俺だけはサッカー部に入った。けどお互い頑張ろうなってなって、とても仲良かったんだけどさ」
はは、と半田君は笑う。
「…」
「それは中二の秋で終わった」
「え??」
どういう、こと…??
「二年の秋、バスケ部のマネージャーが登に恋をした、名前は美咲って言うんだけど、美咲は…俺の好きな人でもあった」
「え…」
「それから二人は付き合う事になった。けど…登は正直、あまり好きじゃなかったんだよ、美咲のこと」
「…」
「俺は中途半端な奴が一番嫌い。それで俺がどうこう言ってたら、けんかになってさ。そっからもう、話さなくなった」
「…そうなんだ…」
「それから二月の冬、美咲は死んだんだ」
「…え??」
死んだ…??
半田君、本当サッカーうまいなって思った。
すると半田君はある物を出してきた。
それは紛れもなく私が見たことあるもの
「あーっ!!」
周囲が私の声に注目する。
あ、ごめんなさい…。
私はみんなに軽く頭を下げた。
そう、半田君が出してきたものはあの、ノートだった。
もしかしてあれって、サッカーの事だったの??
そんなにも、サッカー好きなんだ。
だったら見せてくれたっていいじゃんか、こそこそ隠さなくたって。
なんか、意外な一面を知ってしまったな
ー。
そして放課後。
「帰んぞー」
「あっ、はい」
今は七時十五分。
部活動って帰り、大体こんな感じなんだ
真っ暗だなー
「ねぇ君」
「…え??」
話しかけてきたのはサッカー部の先輩だった。
「サッカー部のマネージャーやらない??」
と。
「え、え??私…ですか??」
「うん、君なら可愛いし、マネージャー似合ってると…」
って先輩が言おうとした途中、
「先輩。こいつ口説くの止めてもらえませんか」
と、苦笑いして言う半田君。
こ、怖いぞ。
「あっ、この子、もしや哲平の子だった??」
「違いますよ、こいつは俺の友達の彼女です」
半田君はそう先輩に言う。
先輩は
「なーんだ、残念」
そう言って帰って行った。
帰り道。
ふと前に登端が言っていたことを疑問に思った。
それは、
『は??誰それ』
『え??半田君だよ、私の席の隣の』
『…あー、あのサッカーばかか』
って、前に言ってた。
勿論、知ってるはず。
だって隣だもん、
知らないわけが無い。
「ねぇ半田君」
「ぁあ??」
「半田君ってよく登端の話するけど…そんなに仲いいの??」
「あ??なんだよいきなり」
「えっ、いや…登端は半田君の話したらすぐ不機嫌になったりするの。なんでかなって。まあ半田君に言ってもあれだよね、ごめんねっ」
そう私は半田君に言ったんだけど…
「そう。…まだ引きずってんのかな、あいつの事…」
「え??」
「あ、いや。なにもな…」
「言って??…お願い…」
私、登端の事、知らなすぎるよ。
少しは知りたい。
「…分かったよ…」
「ありが、と…」
「いや…、ってか何から話したらいいんだろ…えっと、登が俺を避けてるのは事実」
「なんで…??」
「中1の時、登と俺は有名だったんだ。学園一人気者ってね、だから俺たちはそのきっかけで仲良くなった」
「そうだったんだ…」
やっぱりこの人達って…
モテるんだ…。
「登と、侑月と俺はいつも三人でいたんだ。登と侑月はバスケ部に入り、俺だけはサッカー部に入った。けどお互い頑張ろうなってなって、とても仲良かったんだけどさ」
はは、と半田君は笑う。
「…」
「それは中二の秋で終わった」
「え??」
どういう、こと…??
「二年の秋、バスケ部のマネージャーが登に恋をした、名前は美咲って言うんだけど、美咲は…俺の好きな人でもあった」
「え…」
「それから二人は付き合う事になった。けど…登は正直、あまり好きじゃなかったんだよ、美咲のこと」
「…」
「俺は中途半端な奴が一番嫌い。それで俺がどうこう言ってたら、けんかになってさ。そっからもう、話さなくなった」
「…そうなんだ…」
「それから二月の冬、美咲は死んだんだ」
「…え??」
死んだ…??

