とにかく、急いで帰ろう。
近くのスーパーまで走って向かう。
10分程で到着した俺はメモに書かれた品を次々と買い物カゴに入れて行く。
肩で息をしながら、最後の買うモノの味噌を探す。
ああ、醤油に味噌とか、腕もげるわ。
それに、結構な量野菜買ってるし。
味噌を探してる最中だった。
ぶるっと震える携帯。
それに、俺は一瞬固まった。
……誰、だ?
ゆっくりと、俺はポケットに手を突っ込んで携帯を取り出す。
誰だか確認するのが、怖くて思わず目をぎゅっと瞑った。
姉ちゃんじゃありません様に。
姉ちゃんじゃありません様に。
心の中で何度も唱えながら、俺はそろーっと目を開ける。



