~美姫 side ~


今日からテスト。

1日目の今日は国数英理社の5教科。

準備も体調もバッチリ。


と言いたいけど…

相変わらず体調はあまりよくない。

テストが帰ってきたら病院行かないとだな。


いつもどうりみんなで学校へ行き

テスト開始。



やば……体が熱い。

これ熱あるな~

お願いだからとにかく明日までは

頑張って!わたしの体。


なんとかテストをやりとげ

帰ろうとすると…

詩織『美姫~~~!!
テストおつかれぇ~~!!
今からみんなで打ち上げ行こ~!』

夏妃『まだ終わってないでしょ。
明日もあるんだから打ち上げはまだ。
今からは~お勉強♡』

だだをこねる詩織を強引に引っ張っていく

夏妃と柊。

夏妃『美姫?行くよ?』

行きたい。

でも…

この状態で行けない。

今だって熱いしふらふらしてるのに…

みんなに迷惑はかけたくない。

美姫『…ごめん!
今日は行けないや。』

夏妃『え?なんで?どうしたの?』

美姫『ちょっと…ね。
みんなはお勉強会やってて?』

やっぱおかしいと思ってるよね…

夏妃『……そっか。
じゃあわたしたち行くね?』

美姫『うん。ごめんね。』


詩織と夏妃と柊が歩き出すと


拓真『…美姫?
どうしたの?体調悪い?』

やっぱすごいなぁ…

普通にしてるのに

言ってないのに

なんでわかっちゃうのかな…

美姫『ううん、大丈夫。
1人のほうが集中して勉強できるからさ。
…ほら、詩織うるさいから!』

と言うが

拓真にはわかってるみたい。

拓真『勉強もいいけど体大事にしろよ?
あと…なんかあったら連絡すること!
いいな?』

ほんと…

拓真は昔からいっつもこうなんだよね。

美姫『りょーかいっ!』

4人と別れ

家に到着。


まずは…冷えピタはってパジャマに
着替えて薬を飲んだ。

熱を計ったら…

37.8℃。

結構あるなぁ…

今日は早めに寝よう。

だから今は…

明日のテスト勉強。

だるいけど…

なんてったって明日は保健のテスト

があるんだもんね。

頑張らないと…





ピンポーン

美姫『……ん~~……?』

こんな時間にだれ?

てゆーか…今って…


夕方の6時半?

寝ちゃったんだ…

ピンポーン

またチャイムがなった。

誰だろ?

ドアをあけてみると……