「こらこら。そんなしょんぼりするんじゃねぇの」 「えっ! 私、顔に出てましたか!?」 「ああ。ほんと正直だね、君。まったく、しょうがないなぁ、穂花は。まあ、そういうところもまた、可愛いんだけど」 先生の言葉に、胸がドキッと高鳴る。 「いいか? 今日のこのことは、俺たち2人だけの秘密だからな?」 そう言うと先生は、もう一度私の唇にそっとキスをした。 *END*