深井さんと浅井君

私が中二病になるなんて、それこそ0%の確率だ。

右腕が疼いたり、魔の力が覚醒したり、第三の眼が開いたり…なんてありえないありえない。


右腕が疼くのは、痺れているのだろう。

魔の力が覚醒するのは、多分気のせいだろう。

第三の眼なんて、多分別の生命体だろう。


「とにかく、話を戻しますけれど、浅井君が私の事を好きなんてありえません」


とかなんとか、こうしている間にも浅井君と千早は暴走しまくっているけれど……。


「え~、でもでも、ほぼ毎日告白されてたじゃん?」

「それ、女子全員ですよね」

「あ、そっか…。

でもでも、深海ちゃんの時だけやたらとしつこいじゃん??」

「しつこい男性は嫌いです」

「…でもでも、少しは執着してほしいとか、束縛されたいとか思わない???」

「思いません」


執着とか束縛って……。

ストーカーか何か?

あるいは、ヤンデレ??