葵「咲ただいま。」

 『あ、おかえり。
  今からご飯温めるね。』

葵「ありがと。じゃあ、
  着替えてくる。」

そう言って寝室へ
行った葵。

私はご飯を温めに
行った。

って、言っても
そんなに作ってから
時間が経ってないから
すぐに温まった。

炊飯器を開けた時に
気持ち悪くなったけど、
頑張って耐えた。

それからか何回か
気持ち悪くなったけど
耐えて、テーブルに
並べられた。

葵「おっ、今日は
  野菜炒め?」

 『うん。思いつかなくて…。
  ごめん…。』

葵「謝ることじゃないからね。」

葵はいつも優しい。 

葵はいつの間にか
食べ始めていて、
食べていない私を
不思議に思ったのか、

葵「咲食べないの?」
って聞いてきた。

だから頑張って
食べることにしたけど、
やっぱり、気持ち悪くて
食べられない。

 『私さっきお菓子食べたから
  もういいや。』

そう嘘を言って、
食べないことにした。

葵「そうなの?
  ダメじゃん。ご飯前に
  お菓子食べちゃ。」

 『ごめんごめん。
  お腹すいてたから。
  それにすぐにまた
  お腹すくと思ったの。』

葵「量を考えて食べようね?」

 『はい…。』