私達女子は、一斉に飯島さんのところへ駆け寄る。




「飯島さん、大丈夫!?


………いいじ……まさ……?」



反応はない。


飯島さんの目は虚ろで、どこに向けられているか分からない。


口からは、涎がだらりとだらしなく流れている。




飯島さんは、死んだ…。