飯島さんがうんともいいえとも言う前に、竹井君が飯島さんを押し倒し、その首を絞めた。




「う、ぐっ…………」




「徹二！やめろ！」




山崎君と橘川君は、飯島さんから竹井君を引き剥がそうとする。


が、竹井君はなかなか飯島さんの首から手を離さない。




「何事！？」




扉から、休憩してた美玖達が、入ってきた。




「な、なんで竹井が実沙季の首を！？」




「竹井、やめるんだ！」


「何も、飯島がニセモノと決まったわけじゃない！！」




山崎君と橘川君に加え、安西君と空峰君が、必死で竹井君を飯島さんから引き剥がした。