「じゃあ、こういうのはどう?


半分の人は休憩して、残りの半分の人はぬいぐるみ探すの。


私は眠くないから、私はぬいぐるみを探すよ」




と美玖が提案した。


成程、いい案かもしれない。


そうすれば、休憩も、ぬいぐるみ探しも出来る。




「賛成!」




というわけで、私と山崎君と飯島さんと竹井君と橘川君は、30分間、廊下で休憩することに。


美玖と安西君と空峰君と桜子ちゃんと好実ちゃんは、ぬいぐるみを探すことに。




「じゃあ、頑張ってね。


美玖、桜子ちゃん、好実ちゃん」




と私は言った。




「もちろん!熊のぬいぐるみ、きっと探し出してみせる」




と、笑顔で言う美玖。