とうかちゃんのお母さんが、『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』と叫んだ。


口はパックリと割れ、目からは血が流れている。



そしてとうかちゃんのお母さんは、私達を追いかけてきた。




「にげて!!!!


おうちの外へ!!!!早く!!!!!」




とうかちゃんは、そう叫んだ。




「うわあああああああああ!!!!」




私達は逃げた。




早く、早くこの屋敷から出なければ!!!




「ああっ!!!」


「や、山崎君!?」




山崎君が、こけてしまったようだ。


どうしよう!!!このままじゃあ…………。




山崎君のすぐ後ろには、とうかちゃんのお母さんが……!!!




もう、駄目だ……………!!!




そう思ったときだった。