ていうか、ゲームスタートってもうスタートしちゃったの?


頭の中で、クエスチョンマークが増えていく。




「信じていませんね、皆さん。


まあ、無理もありません。


では、皆さん、こちらをご覧ください」




と言って、ルーさんは玄関の扉を開けた。




「この屋敷から出たら危険なことを、今証明しましょう」




そう言いながら、ルーさんは屋敷の外へ出た。




と同時に…ドンッ!という大きな音がした。


その瞬間、ルーさんは爆発して、粉々になった。




「……!?」


「ど、どういう事……!?」




「これで、お分かりになられたでしょうか?」




後ろを振り向くと、さっき爆発したはずのルーさんが、そこにいた。




「えっと……どういう…」